ショールーム内の機器を紫外線照射で抗ウイルス・除菌
消毒の作業時間を削減し、お客様の安心・安全を実現
(写真右)
株式会社キステム 警備事業本部 警備部長 綾野裕行 様
(写真左)
日本電通株式会社 アドバンストテクノロジー事業部
ソリューションビジネスサービス部 東京支社 担当営業 菅原京介
導入サービス
CP-LINK(NDKクラウドPBX)
・固定電話 導入拠点数:18拠点
・スマホ内線 導入拠点数:21拠点
・局線環境:0AB-J/PSTN(本社)
050/IP回線(拠点側)
・ボイスロギング(通話録音)機能
(CP-LINK/スマホアプリ)
お客様情報
会社名 | 株式会社キステム |
設立 | 1983年11月1日 |
従業員数 | 1,270名 |
事業内容 |
警備事業、施設管理事業、人材派遣事業、有料職業紹介事業 電気通信設備の設計、施工、保守 総合ビル管理業務、教育機関の清掃、用務員業務 防犯防災設備の設計、施工、保守 各種舗装工事の施工、保守・測量業 |
ホームページ | http://www.kysstem.co.jp/ |
事業部案内 | http://www.kysstem.co.jp/business/ |
現在の事業活動や今後の事業の取組みについて
エクシオグループ株式会社のグループ会社として、通信インフラ構築に伴う交通誘導等の警備会社を1983年11月に創業、来年40周年を迎える会社となります。
社員ファーストを経営テーマとして地域社会の安心・安全を守る為に、サービス品質の向上に努めております。
これまでの培った信頼と実績をもとに、鉄道工事における列車監視等の鉄道警備、オフィスビルや学校の施設警備へとフィールドを広げ、総合警備を目指しています。
10月には、関西地区の警備事業を営む同じグループ会社の株式会社キョクヨウと経営統合を行い、西日本エリアへの事業強化も進めてまいります。
プロジェクト推進責任者:警備事業本部 警備部長 綾野 裕行様にお話をお伺いしました。
【ご担当事業・業務】全店案件・施策(警備事業本部長の補佐)、東京エリア23区の警備業務、業務改善・クラウドPBXプロジェクト
導入の背景
◼️どのような課題や目標がきっかけでソリューションを探そうと思われましたか?
事業/現場の生産性向上のため、約1年半前から働き方改革、テレワーク推進、業務の効率化(DX推進)に向けた社内プロジェクトを立ち上げました。
第一弾として事業所出勤メンバーに負担のある従来の電話環境の改善や、社内外でより効率よくコミュニケーションが図れる環境変革にチャレンジすることになりました。
導入までのプロセス
◼️ソリューションを検討(評価)するにあたり、何を重要視しましたか?
クラウドPBXに関してはPBX機能の部分と併せて、従来のオンプレではなくクラウド基盤による事業継続(BCP)という視点も重要視した事、さらに社内外におけるビジネスコミュニケーションとして場所と時間に依存されないモビリティ性と柔軟性が当社の目指す事業活動の変革に対応しているかという事です。
一方、ストレスなく安定した運用の為に不可欠な回線やネットワークなど社内外の環境や新しいシステムの運用教育・保守を含めた信頼性(企業の実績)が重要と考えプロジェクトを検討・推進しました。
◼️ NDKクラウドPBX(CP-LINK)にご決定された決定打は何ですか?
当初、数社のクラウドPBXを比較検討していました。
機能やサービスレベル、運用体制を細かく比較している中で、日本電通さんはネットワーク構築事業を長年構築されており実績が豊富で、クラウドPBX以外の部分でTotal的な導入と保守運用をして頂ける安心感です。
◼️ 導入の過程でお困りになった事や苦労されたことは何ですか? それらは解決されましたか?
働き方改革・DXやテレワーク推進の中で、新しい環境は社員・現場においては使えて当たり前でありモニターではないという前提で、導入・構築を進めていました。
そういった意味では、使い勝手や少しの品質不良でも利用が促進されない状況でした。
今回、スマートフォンを現行利用中のiPhoneとandroidの2通りで導入を行っている中で、iPhoneは問題なく快適に使えておりましたが、数台のandroidの通話品質に問題が発生していました。
技術能力では信頼していた日本電通さんのご経験から、androidの一部の古いモデルで機種依存の問題が発生しており、テスト機などで切り分けと原因解明のサポートをしてもらいました。
現在は通話品質も改善されており、スマホを中心とした新しいビジネスフォンとして社員ならびに各現場において快適に利用しています。
(今後は、機種統一による利用勝手や運用性からも、iPhoneに置き換えを行っていっております。)
導入後の効果
◼️導入後の効果・使用感・重宝しているところは何ですか?
・社員のスマートフォン内線で同時鳴動が実現できたこと。
・一人一台の固定電話であったが、新しいスタイルとして、グループに1台のIP電話機運用など固定電話機は置かない運用でオフィス環境の変革に非常に繋がっています。
・スマートフォン発信が代表(会社/部門)番号で発信できること。
→(着信履歴が会社番号のため、個人の携帯に折り返しが無くなった)
→(知らない番号の場合、相手先が電話にでない事がある課題が改善)
・スマホのビジネスフォン化による通話録音機能も重宝しています。
◼️NDKに依頼してよかったと思うところは何ですか?
・通信キャリアさんの契約において、050番号のIP局線を通信キャリアさんへ一括して手配~開通までの支援対応頂けたこと。
・ネットワーク(社外のネットワークや社内の無線LAN等々)のサポートも行って頂いていること。
・電話帳登録や既存電話帳の移行にも対応いただき、非常に助かっています。
・クラウド電話の操作方法/操作説明会を、社員向けに行っていただいたこと。
・導入プロジェクトのミーティングの中で、電話のチューニング方法/端末機種毎の使い方(オリジナルの取り扱い説明書)や、ポイントに絞った進捗確認を1枚もののわかりやすい資料で行っていただけたこと。
今後の展開についてお聞かせ下さい
さらなるDX/ワークスタイル変革に向けて、以下の取組みを行う予定です。
・本社ビルのフリーアドレス化(フリーレイアウト化)
・業務改革:電話のクラウド化による事業所・現場の業務集約(警備事業を含む拠点における電話応対の効率化と品質の向上)
・テレワークのさらなる推進
・ペーパーレス・業務効率化(クラウドPBX化のメリット以外)