様々な場所で活躍する顔認証システム

顔認証システムでセキュリティ強化と運用コストの最適化を

皆様の会社では、情報セキュリティ対策はされている事と思います。
インターネットの出入り口にはファイアーウォールを入れ、社内間のネットワークはIP-VPNで繋ぎ、各社員のパソコンにはウィルス対策ソフトを入れたり、資産管理ツールを導入したり・・

社内情報、特に個人情報データなど漏洩したら大変です。

社内情報を守る為には情報セキュリティ対策だけでなく、情報端末があるエリアへの人の出入りを管理する物理セキュリティは重要です。

一般的には入館カードやパスワードでドアの鍵を解錠してオフィスエリアへ入る方法が多いと思いますが、その場合には次のような不安要素があります。

  • 入館カードなどの物理的な持ち物は、常に紛失のリスクがある。
  • 入館カードの貸し借りで、部外者も簡単に侵入できる。
  • パスワードの忘却により入館できない。
  • パスワードの漏洩により、部外者も簡単に侵入できる。

一旦このような事故が起こると、管理者のフォローも大変ですし、その為の費用もかかります。(入館カード、パスワードの再発行や機器の設定変更など)
これを軽減する方法の一つが、生体認証によるセキュリティ対策です。
指紋認証は古くから使われていますが、最近のトレンドは顔認証です。

身近なところで、顔認証セキュリティが増えています。

日本電通(NDK)では、3年程前から顔認証システムへの取り組みを始め、ノウハウをためてきましたが、最近1年くらいに急にご相談、お引き合いが増えてきました。
スマートフォンやパソコンに実装されたり、オリンピック会場での本人確認に採用されたりと、一般の方も見たり聞いたりする事が多くなってきたことが要因ですね。

認証精度や運用性も改善

ただ、ご検討頂くにあたっての心配される事がやはり、ちゃんと認証するのか?誤認証しない?顔データの管理が大変そう、といったところです。
しかし、皆様の想像している以上に認証精度は良いです。弊社が持っている実機でご体感頂けます。
専用のソフトがあるので管理も簡単です。
既に登録した事を忘れてしまって、同じ人がまた登録しようとしても、ちゃんと「登録済」とシステムが回答してくれます。

ご導入頂いた後にお客様が良かったと言われる事の一つに、「ログ管理のし易さ」があります。
入退記録が顔画像と共に残るので、後からログ確認をする時に、確実な記録として分かり易いそうです。来訪者管理を帳面を作って管理しているお客様も多く、手間がかかってるとご相談をいただきます。こういった事も、顔認証システムで管理負荷の軽減につながります。

さて、顔認証も万能ではありません。

ここで苦労話を少しご紹介します。

とある物流会社様では、顔認証の端末を屋外の入り口に設置しました。
防水対策と認証テストを行い事前準備はバッチリだったのですが、夏の強い太陽光に阻まれ認証しづらい事態になってしまいました。

導入時は冬場だったので、明るさの環境が大きく変わってしまったのです。

ただここは、指紋認証機能との併用で、事態を改善できました。顔と指紋のor認証の設定をし、顔認証がされない時は、指紋認証で入館できるようにしました。
(ちなみに、and認証なら、顔と指紋の両方が合わないと認証OKにならないので、セキュリティのレベルを上げたい時は、こちらがお勧めです)

また、あるお客様では、すでに付いている数十台の入退室端末からの入れ替えのオーダーを頂きましたが、休日も稼働している為、入替えにあたりダウンタイムを小さくし、計画的な作業が必要でした・・。
このケースでは、配線経路の事前調査を行い、(切り戻し準備をして)一顔認証ユニットでのテスト稼働を行って問題ない事を確認してから後日、全ての装置の入れ替えを事故なく進める事ができました。

これも、お客様のご協力のおかげです。。

日本電通では、お客様の環境や事情に応じた設定、導入、運用までのフォローを基本としていますので、導入のご検討いただけますと幸いです。

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