今は電話もクラウドの時代!クラウドPBXの仕組みから導入までを徹底攻略~後編~

前回から継ぐ電話のお話!~クラウドPBX編~

こんにちは。NDK(弊社)名古屋の人です。
先日”クラウドPBX”についての記事~前編~をお届けしました。
さらっと振り返ると…
「そもそも”PBX”とは?」 で 電話の基礎 を
「”クラウドPBX”とは?」 で 特徴と従来のPBXとの違い を語りました。
※前編もぜひご覧ください!! ←こちらからどうぞ~

そして今回はその続きになります。ご覧ください!

クラウドPBXの導入には何が必要?

メリット・デメリットが気になる所と思いますが、それ以上に知っておいてほしい事がありますので先にお伝えを。。

それは 導入時にちゃんとしたネットワーク環境を整えてあげる事 です。
冒頭に「 “PBX(親分)”をクラウド上(インターネット)に持つ、電話の新しい在り方です」とお伝えした通り、クラウドPBXはネットワークの環境によって左右されます。

…ほんとに、ネットワーク命なんです。

どんなに優れた親分がいても、子分たちと連絡がとれなければ統率はとれませんよね。
機械もそれは同じ事です。

では、導入時には何が必要なのか…。
例えば、下記のようなものがあげられます。イメージ図と一緒にご覧ください。

■インターネット回線

・帯域保証型/確保型のサービスが望ましい
・電話専用の回線を1本ご用意頂くのもアリ

■終端装置

・回線を利用するために必要な機器
・キャリアから提供される(名称もキャリアによって変わる)

■クラウドPBX用レンタル機器

・クラウドPBXを利用するために必要な機器
・クラウドPBXのサービスと一緒に提供される
・サービスによっては必要ない場合もあるため要確認

■ネットワーク機器一式

・社内と社外を繋ぐための機器たち(ルーター,スイッチなどなど…)
   ※クラウドPBXを導入するならば必須です!
・優先制御ができるものが望ましい
    ※優先制御:通信データに優先順位を設けられる機能

構成についてはご要望によって選ぶサービスも提案内容もガラッと変わってきます。
とっても重要なポイントです。

メリットとデメリット

やっときました、メリットとデメリット。

メリット

  • 初期導入コスト削減
    – 今ままで必要だった電話の主装置を購入する必要がなくなる
    – 拠点の数だけ必要だったものが要らなくなる
  • 今まで使用していた番号と一緒に移転ができる
    – クラウドPBXへ電話番号を紐づかせるため
    ※NTT東日本,西日本と分けての管轄があるため、そこだけ注意。
  • ネットワークの環境があれば利用できる
  • 自社での運用/管理の手間が省ける

デメリット

  • インターネットがないと使えない
    – ネットワークが停止すると電話も使えなくなる
  • 機能制限がそこそこある (通話録音や一斉放送ができない等)
    – ひとつの高スペックPBXを他社とシェアするため、細かい設定が難しい
    – 従来の電話設備で出来た事ができなくなっている可能性が…
  • 既存の電話機/配線設備が流用できない
  • 音質がネット環境で左右される
    – オススメ:電話用回線を1本用意する/帯域保証,確保型を選ぶ
  • 月額費用が発生するようになる
  • FAXとの連携が少し難しい
    – 送受信がうまくいかない
    – 受信する度に転送されるため、転送通話料がかかる(従来は受信無料)

まとめ

クラウドPBXについて、なんとなくでもイメージはつかめたでしょうか?
※前編もぜひご覧ください!! ←こちらからどうぞ~

NDK名古屋の人の個人的な感想では運用/管理の手間が省けるのはとても魅力的だと思います。
管理する方の負担は減りますし、その分だけ仕事面でもプライベート面でも時間を有効的に使えるようになりますし…何よりそれって心の余裕に繋がりますよね。カリカリしたビジネスライフは皆さん望んでいないはず。。

ですが、電話&ネットワーク屋さんから見るとまだまだ不安定な部分が多いのが事実です。

なので今検討中の方!これから検討される方!是非ともNDKへご相談ください!!
従来の”PBX”も…
”クラウドPBX”も…
それに伴う”ネットワーク構築”も…
”現ネットワーク事情・環境を踏まえた上での構築”も…

しっかりご提案させて頂きます!

…以上、NDK名古屋の人でした。
最後までお付き合いありがとうございました。
お問い合わせお待ちしておりま~す。

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